日本イエナプラン教育協会特別顧問リヒテルズ直子さんをお迎えして開催されたオンライン講演会、「オランダ・イエナプラン教育」「オランダ・0歳からの性教育」をテーマに、それぞれアクティブ・ラーニングの手法で開催された2つの連続講座。

受講したかった!という声を多くいただいた、3つのセミナーを、動画教材として販売します。連続講座には、学びを深める特典がありますので、お見逃しなく!

イエナプランとは

このような方へ

  • オランダのイエナプラン教育や性教育について学びたい方
  • 公教育に限界を感じ、学校現場からの変革を考えている方
  • 日本の画一的な教育から起こるさまざまな問題に解決の糸口を見出したい方
  • 子どもの可能性を最大限に引き出して育てることを目指す方
  • 多様性を尊重するインクルーシブ教育を学びたい方
  • 教員として、保護者として、一般市民として、本気で社会を変えたいと思っている方
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
\初めて学ぶ方も、これまで学んできた方も/

導入編は まずこちら

イエナプラン実践ガイドブック 出版記念講演

『今こそ日本の学校に! イエナプラン実践ガイドブック』の出版を記念して行われた、リヒテルズ直子さんによるイエナプラン教育についての講演(約95分)

なぜ今この学びを届けたいのか

日本の教育が変革のときを迎えています。

これまでの日本の画一的な教育から起こるさまざまな問題を前に、
その場しのぎの対処療法を講じ続けている現場がある一方で、
公教育に限界を感じ、さまざまな実践に取り組まれている現場もあります。

そのような状況の中で、「オランダ・イエナプラン教育」に関心を持つ方が増えています。


これまでの学校のあり方が時代に合わなくなっていることは、
日本だけでなく、世界中の教育関係者や多くの保護者たちが感じていることです。

世界中の教育現場で、多様性を尊重する考えが広まり、日本でも新学習指導要領の改訂で、
「主体的・対話的で深い学び」「個別最適化」を目指すところが示されてはいますが、
日本の教育の現状は、そこからあまりにもかけ離れていると感じる方が多いのではないでしょうか。

社会はいつの時代も問題を抱えています。

複雑に絡み合う問題を前に、社会を変えるというビジョンは大きすぎて
途方もない気持ちになりますが、子どもを中心に、保護者と学校の先生が未来の理想の社会を確かなビジョンとして共有しながら、
学校を「生と学びの共同体」に作り変えることからならはじめられるのではないでしょうか。

学校が変わると社会が変わり、未来が変わる。
そこに、希望の光が見えます。


グローバルな社会で生きていくこれからの子どもたちは、
「地球の市民」として生きていきます。

そんな子どもたちに必要なのは「グローバル・シチズンシップ」です。

グローバル・シチズンシップとは、
「誰もが地球社会の一員であり、そこに参画する責任を持つ市民だという意識」

これは、多様性を尊重する思いやりの精神でもあり、
次世代によりよい社会を残していこうという精神でもあります。

イエナプラン教育
では、子どもの持つニーズに応じてさまざまな形式を用い、
子どもたちがアクティブに当事者意識をもって経験的に学べるよう、子どもを中心に、
周りの先生や保護者が自ら学び、考え、自らの行動で子どもたちにそれを伝えていきます


その意味で、イエナプラン教育とは、シチズンシップ教育そのものであり、
グローバル・シチズンシップを育む土台となる教育なのです。


今なぜ、オランダから学ぶのか。

それは、オランダが、現在のように変化を遂げた背景に、
市民運動から始まった様々なムーブメントがあり、
クローズドな社会を少しずつオープンな社会に導いていったという経緯があるからです。

その経験から学べることが多いからです。

なお、本録画講座の講師は、24年前より、オランダの教育制度を日本に紹介する書籍を執筆したり、
教育関係者の研修コーディネートをしたり、
とりわけ積極的にイエナプラン教育の啓蒙活動を続けてきたリヒテルズ直子さんです。

日本への愛情を活動の原動力とするリヒテルズ直子さんから学べることにも、
この講座で学ぶ意義があります。


まず、イエナプラン教育の理論をしっかりと学ぶことで、目指すビジョンの内容と意味を理解し、
つぎに、そのビジョンを授業や学校運営の中で、どのように具体的な形として実践していくのか、
自らの頭で批判的に考えて、創造力を発揮し、実践につなげる。

さらに、オランダの性教育という観点からの学びを加えることで、
最もいのちに深くつながっていながら、最もタブー視されている性教育に向き合い、
自分の中にある思い込みや偏見に気づき、一人ひとりのいのちを尊重しながら、
すべてのいのちを大切に扱うことを学ぶ。

そして、その学びを子どもたちに伝えていくことで、
子どもたちはあるがままに生きられる自由を知り、
環境も価値観も文化も宗教も違う人と人がお互いを尊重し合う共生社会の実現に向けて、
最初の一歩を踏み出すことができる
のです。



そのために学校と保護者がそれぞれの立場からできることはなにか。

子どもたちに関わるすべての大人が古い常識や価値観を打ち破り、自ら気づき、変わり、学ぶことからすべてがはじまります。

そのスタートとして、オランダのイエナプラン教育と性教育を学んでいただきたいのです。
子どもたちに、誰もが一番の幸せを感じて生きられる社会を残すために。

\より深く学ぶために/

2つの連続講座

今こそ日本の学校に! イエナプラン 全6回

『今こそ日本の学校に! イエナプラン実践ガイドブック』『イエナプラン 共に生きることを学ぶ学校』をテキストに、教育現場での実践を目的として、イエナプラン教育が目指している学校のあり方、子どもたちの力をどのように引き出そうとしているのか、その本質を、単なるやり方(メソッド)にとどまることなく、リヒテルズ直子さんとの質疑や対話を交えながらアクティブ・ラーニングの手法で学べる全6回のコースを収録。

第1回
グローバル時代に求められる力とは
学力から人間力へ、なぜそういう力が必要なのか、どうすればそういう力が育つのか?
第2回
学校における「自由と責任」を考える
自由すぎる? 自由の本当の意味、自由と主体性、自由を与えずに責任は問えない、生徒のための自由・教員のための自由
第3回
あるがままの自分とあるがままの他者を尊重する
人間による人間のための教育、人間社会とは? 自他を尊重する人間づくりはどうすればできる?
第4回
ホンモノを使ってホンモノから学ぶ
なぜホンモノなのか、システム思考を学ぶ、問いかける力・好奇心を育てる、感受性・創造力を育てる、社会参加意欲を育てる
第5回
ポジティブに関わりあう教職員チーム
モデルとしての教員、異動は何の為? 学校文化を作る、 ポジティブに関わる、官僚的文化から専門者集団としての文化へ
第6回
保護者の権利と責任、地域の教育力
保護者の権利は守られているか? 保護者とは何を「保護」する人か? 地域社会と学校
Step.1
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小見出し
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性教育先進国オランダに学ぶ「0歳からはじまる いのちと生き方の教育」 全8回

2021年1月から2月にかけてオンラインにて実施された、リヒテルズ直子さんによる性教育先進国オランダの具体的な実践事例紹介と解説、講義をベースに、性教育の目的についてのビジョンの共有やそれぞれの立場で具体的なアクションを起こすためのアイデアについて、リヒテルズ直子さんファシリテートによる受講生同士の対話を収録。

第1回
性教育は何のため?
第2回
オランダ人の性意識、性教育が発達してきた背景
第3回
生殖とセクシュアリティの教育
その1 幼稚園〜小学生
第4回
生殖とセクシュアリティの教育
その2 中高生
第5回
性の多様性教育
その1 幼稚園〜小学生
第6回
性の多様性教育
その2 中高生
第7回
障害児のための性教育
第8回
性教育をする上での指導者の留意点
Step.1
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小見出し
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講 師

リヒテルズ直子
オランダから地球市民社会と教育を語る
http://naokonet.com

下関生まれ福岡育ち。九州大学大学院で修士課程(比較教育学)と博士課程(社会学)を修了。1981-83年国際文化教育交流財団の報償奨学生としてマレーシアのマラヤ大学に研究留学。この間、トレンガヌ州のマレー農村で社会構造を入村調査。1983-96年オランダ人の夫とともにケニア、コスタリカ、ボリビアに歴住。この間、2児の育児の傍ら、英語およびスペイン語の通訳・翻訳業、また現地大学での講義などを受け持つ。1996年よりオランダ在住。以後、小学校から大学までの育児に関わりつつ、オランダの学校教育と社会制度について自主研究。書籍・論稿などでの発表のほか、学会や市民団体の会合などで講演・ワークショップを実施。また、オランダの教育研究者・専門家らを日本へ招聘してのイベントの企画・実施に関わり、さらに、日本からの研究視察への協力や研修の企画実施など、日蘭両国の市民レベルの教育・社会交流の架け橋として活躍中。

受講生の感想

とても大きな視点で性教育を見ることができました。やはり、性教育は、社会の文化、人権、ジェンダーの多様性も受け入れる視点が必要で、その上で自分を受け入れる自己肯定感が必要だと感じました。多くの学びの中で、今日、一番心に残った言葉は、「教育とは、子どもの成長・移行をどう助けられたか。それなのに、教師は、ある評価基準に沿って、教え、子どもは、その評価に合わせて行動するようになってしまう。」でした。これは性教育だけではなく、今の時代、子どもは生まれながらに持っている自己肯定感・効力感を失ってしまう原因だろうと感じました。「性については、みんな価値観が違う。それを尊重し、対話して文化的背景を理解することが大切」なので、多様性を「知らない」ことが一番問題で、知らないから批判したり、間違った行動につながってしまうと感じました。
「いのち生き方の教育」受講生 Mさん

性教育は何のために行う必要があるのかを、様々な視点から考えるきっかけになりました。

男女の体の違いや妊娠後の変化について学校では教えるものの、性行為自体は教えないという「歯止め規定」は、一体なぜなのだろうと、もどかしく思います。また、性教育=わいせつなものではなく、生き方を考え問うものであるはずなのに、子どもの知る権利を勝手に奪ってしまっていることに、子どもに対して申し訳なさも感じます。

人間関係がますます希薄になっている現在の状況の中で、「人間とは?」「お互いにどうつながっていくか?」を考える機会は一層必要になるだろうし、その一つとして性教育は必要な知識です。

オランダは人と人との関係が日本よりフラットだと聞いたことがあります。日本のような「タテ社会の人間関係」の中で、どうすればより個人が尊重され、型にはまりすぎない生き方ができるようになるのか、まずは自分自身が周りにいる人との関係の中で実現させていきたいです。「自分らしさ」をもっともっとお互いに受け入れられる社会になれば、きっと生きていることがもっと楽しく生き生きとするだろうと思いました。

「いのちの生き方の教育」受講生 Rさん
今まで「性教育」をとても狭い意味で捉えていたことを痛感しました。この時間を通して、「性教育」という言葉へのイメージがガラリと変わりました。 「子どもを変えようとするのではなく、大人がどれだけ考え方を変えていけるか」終盤のリヒテルズ直子さんのメッセージに心が熱くなりました。今回の講座をただ聴いて考えて終えるのではなく、「自分はどう変わるのか?」「自分の立場から、家族や社会にどう働きかけるのか?」を問いて行動するところまでやる決心がさらに強くなりました。
「いのちの生き方の教育」受講生 Sさん
子供の身近にいる大人がどう人と関わっているのか、このことは子供の成長に大きく影響をしていると思います。子供が相談しやすい関係づくりを大切にするためにも、大人1人1人が自己を大切にし、あるがままを認められ、認め合う環境を整えていくことが大切だと感じました。
「いのちの生き方の教育」受講生 Kさん
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サンプル 太郎

お申込み

受講料

①出版記念講演 
8,800円(税込) →3,300(税込)
②イエナプラン〈全6回〉 
55,000円(税込)
③いのちと生き方の教育〈全8回〉
55,000円(税込)
受講者特典

*各コース、すべてのPDF資料がダウンロードできます。

視聴期限

購入後90日

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イエナプラン実践ガイドブック 出版記念講演
今こそ日本の学校に! イエナプラン 全6回
性教育先進国オランダに学ぶ「0歳からはじまる いのちと生き方の教育」 全8回